A la フランスhomeホーム

フランス旅行素朴な疑問集




こまった時の解決法。こんな時、あんな時、知らない土地でどうしよう?素朴な疑問に、素朴に答えます。
警告!ここに書かれた内容は、決してしかるべき人により、れっきとした根拠にのっとって作られた物では有りません。ただ、頭の片隅に置いておけば役に立つかな?と思う次第です。
1.空港でのトラブル編
2.走行中のトラブル編
3.車のトラブル編
4.生活面でのトラブル編
5.ホテル、レストラン編
6.治安、対日感情編

Destination 1.空港でのトラブル編

how to
フランスドライブ


Q&A

カルチャーショック

il de fr
イル・ド・フランス


loir
ロアール川


bertagne
ブルターニュ


opera
ノルマンディからパリ

どうしよう、荷物が届いていない!
A:本当に着いていなければ航空会社のカウンターで調べてもらわなければなりませんが、その前にあなたの利用した便が直行便なら協同運行便かも知れません。例えば日本航空とエールフランスの協同運行なら荷物はそれぞれの会社のブースから出てきますので、自分の航空券を発行した会社のブースに行ってみましょう。
レンタカーカウンターはどこなの?
A:シャルルドゴール空港なら1階の一番端にあります。ゲートを出て、荷物を受けとる所は2階です、下に降りれば正面がレンタカー置場、端に各レンタカー業者のカウンターが並んでいます。
レンタカーの予約番号を忘れた!
A:乗ってきた飛行機の便名と名前を言えば調べてもらえます。予約さえしっかり出来てれば大丈夫です。
国内免許を忘れた!
A:本来は国内、国際両免許証でワンセットなのですが、借出しに必要なのは国際免許証の免許証番号なので交渉次第では借りることが出来ます。国際免許証を忘れた方はあきらめて公共交通機関を利用しましょう。国内免許証は外国では読めないので免許証とは認めてもらえません。
車はどこにある?
A:キーホルダーか伝票にアルファベットと番号が書いてあります例えば11Cとあれば駐車場のブースに11Cと表示されている所に駐車されています。
車の鍵が開かない!
必ず燃料の種類と、鍵の開け方の説明があるので注意して聞いておきましょう。盗難防止のために赤外線や、電磁式、コード打ち込み式などいろいろな種類がありますので、分からなければそうはっきり言って、側まで行って教えてもらいましょう。

top
2.走行中のトラブル編
車は受け取ったがどちらに走ればよいの!
駐車場から上に上がればそこはもう高速道路A1上です。そのまま走れば分岐が有り、左がパリ、右がサンリス方面です。一般道から空港を抜けることは出来ません。
うわ、料金所だ小銭が無い!
空港で現地貨幣を手に入れた時点では硬貨はありません。料金所は係員のいるゲートを選んで札を出しましょう。VISAやMASTER等のカードも使えます。もちろんにっこり笑って、ボンジュールを忘れずに。
あれ、いつまでたってもパリ市内に行けない!
パリの中心に行く高速道路はありません。外周を高速道路が取り囲みそのまま走ればいつまでたっても外をグルグル回るだけです。一般道に降りましょう。
交差点で止まったら信号機が見えない!
信号機は歩道の上の方に立て一列に並んでいるので、真横からは見えません。ちょうど目の位置に90度、道路の方を向いて小さな副信号機が有りますからそれを見ましょう。
一方通行ばかりで目的地へ行けない!
A:市街地での左折は危険ですし、渋滞の元になるので多くの交差点では左折禁止か一方通行です。ただ、広場を中心にして道路が放射状に出ている場合が多いので、各広場を目標にして3角形の2辺を通るようにした方がかえって早い場合が多いようです。広場のロータリーでぐるっと向きを変えましょう 。
top
3.車のトラブル編
エンジンがかからない!
A:落ち着いて下さい、キーに小さなシガーライター風のものが付いていませんか?もし付いていればエンジンキーの近くなどにそれをあてがうスイッチが有ります。あてがってからすぐにキーを挿し込みひねると掛かります。
キーレスエントリーでドアを開けっぱなしにした場合、もう一度ドアをロックして再び解除すると掛かります。
その他いろんな盗難防止装置がありますのでちゃんと説明を聞いておきましょう。
車が故障だ!
A:レンタカー会社に連絡するのが一番ですが、場合によってはその車のメーカーのサーヴィスを呼んだ方が早いです。もし費用が掛かれば領収書を貰っておいて、後で保険の請求をしましょう。ノークラッチ車はマイナーなメーカーだったり、修理に時間が掛かったりするのでヨーロッパでは余り良くないと思います。
違反で捕まった!
A:安全運転が一番ですが、捕まれば諦めて罰金を払いましょう。郵便局か銀行に行けば手続きしてくれます。そのまま逃げれば日本まで追いかけてこないと思うのは大間違い。ちゃんとレンタカー会社からカードで引き落とされます。それも追徴金付きで!
交差点で頼みもしないのに窓を拭きチップを請求された!
A:大きな町ではよくあります。警察の手薄な下町のはずれが多いですが、はっきりとノンと言った後、日本語でも英語でもいいから大声でわめきましょう。彼らも忙しいですから余計な時間を取られたくありません、他へ行きます。
車がない!
A:駐車違反でレッカー移動されたんでしょう。もよりの警察へ行きましょう。くれぐれも駐車代はけちらずに、日本よりずっと安いですよ。
事故を起こした!
A:しかたありません、まず怪我があれば救急車を手配、必ず警察とレンタカー会社に連絡しましょう。車のダッシュボードか、チェックアウト時の書類にconstatという事故報告用の様式がありますので、警察立ち会いで状況を書き込んでもらい、相手と共にサインしましょう。決して意味も無く謝ったりしてはいけません。こんな時のためにもフルインシュランスの一言を忘れずに!

top
4.生活面でのトラブル編

荷物はやはりサムソナイトが良いんでしょうか?
A:サムソナイトに代表されるハードスーツケースは海外旅行には丈夫で安心ですが、車に乗るには適しません。2人で1台に乗るならともかく、経済的な4人乗車ともなればよほど大きな車でないと荷物が2人分程度しか入りませんし、そもそもそれほどの荷物は不要だと思います。出来れば手荷物で機内持ち込みが出来るくらいにまとめましょう。そうすれば割れ物の心配もありませんし、布製バッグを使えばトランクにたくさん入れられ便利です。
着替えはどれくらい持って行くべきでしょうか?
A:ちょっとした町ならコインランドリーを見つけるのは簡単です。ジャケット一着とズボン2〜3枚、シャツ、下着靴下各3〜4組。女性なら少しドレッシーなワンピース1着。これに冬なら重ね着できるセーター類と薄いコート。夏ならもっと減ります。持って行くのは自由ですが、結局使うものは少ないのでこのくらいで充分です。

くわしくは:フランス旅行者の為の洗濯講座
水には困るんでしょうね?
A:水道の水はそのままでも飲めますが硬いです。車ならスーパーでミネラルウォーターの大瓶をまとめ買いするのが良いと思います。その場合、決してGAZの表示のあるものには手を出さぬようにしましょう。炭酸ガスの入ったミネラルウォーターで、ぬるいと飲めたものではありません。ほとんどのフランスのホテルはお茶もコーヒーも部屋にありません。投げ込みヒーターとティーバッグやインスタントコーヒーがあれば重宝します。
トイレが心配ですが困りますか?
A:基本的には必ずトイレにはお金が要ると思いましょう。平均2フラン。有名な街角の無人有料トイレから、スーパー、駅、観光地のトイレまでほとんどお金が要ります。無料なのはレストランやカフェ、入場料の要る施設の中と、ごくわずかの公衆便所やスーパー、高速のサーヴィスエリアのトイレのみです。フランスのCMには女の子が2フラン硬貨を入れてトイレに入るシーンがあるほどです。
レストランやカフェに入った時にはトイレを使う習慣を付けた方が良いかもしれません。特に最近増えたハンバンガーチェーンなどファーストフード店は無料で気軽に使え、清潔なのでおすすめだそうです。
外貨はどのくらい用意すべきなんでしょうか?
A:近頃は本当にカード社会です。フランスも日本以上です。小銭しかいりません。銀行でそのまま日本円を両替するも良し。私はたまたまシティバンクのキャッシュカードを持っていたので、引出し手数料の心配もなく小刻みに引き出しました。大部分はクレジットカードでの支払いです。T/Cは時々使用を拒否されますし、余れば損です。又、免税店の建ち並ぶ通りにある両替商はレートが不利です、銀行にしましょう。
おみやげにチーズを買ったんですが、においがひどくて・・
A:フランス土産といえばシャネルにセリーヌ、ルイヴィトンも良いですが、まさか同僚や御近所に配るわけにはゆきません。てごろなお土産はやはりワインかチーズということになります。
ところで、ワインは重いし嵩張るしということで名物のナチュラルチーズ買うと後で後悔することになります。あのにおい!御漬物を買って電車に乗った感じです。
スーパーなどで独特の匂いを嗅いで、あれが何だったか思い知らされることになります。こんな時にはアルミホイルでしっかり包んでもらいましょう。ぜんぜんちがいます、是非お試しを。

top
5.ホテル、レストラン編
どうやってホテルを見つければいいの?
A:駅の近くや中心、観光地のそばなどに必ずインフォメーション(Office de tourisme)があります。道路標識で(i)のマークはヨーロッパ共通です。ここで予約もしてくれる場合がありますが、くわしいリストも用意され、星の数から値段部屋数、電話番号レストランまですべてわかります。
シャトーホテルって高いんですか?
A:古いお城や修道院などの立派な建物を改装したものがシャトーホテルで必ずしも飛び切り高いとは限りません。1部屋1万円ちょっとからありますから一度試してみるのも良いもんでしょう。
三つ星ホテルってショボイんですか?
地方都市の三つ星ホテルは1部屋1万円前後で、設備も立派です。有名なチェーンではホリディインなどがこれにあたります。ただパリ市内はぐっと高くなって、倍近くします。四つ星以上はぐっとゴージャスです。地方都市では試してみる価値はあります。
短期の便利なホームステイ方法はないもんでしょうか?
Cafe Couete と言ふホームステイのシステムを利用しました。(AIR FRNCE協賛?)
パリではメトロkleber近く(凱旋門の少し南)の高級住宅街とリヨン駅近くの二ヶ所に泊まりました。費用は1万円と6千円くらい。他にもいろいろあって、フランス政府観光局のHP:MAISON DE LA FRANCE http://www.franceinformation.or.jp/index/index.html にも出ています。(岡本春樹 さんからの情報です)
レストランは必ず予約が必要ですか?
有名星付レストランはそうでしょうが、普通は早めに行くことを心がければそのまま席に案内されるか少なくとも時間をずらして予約できます。ただ特別な料理を頼む時は前もって予約すべきでしょう。良い店は遅い時間帯にいきなり行ってもまず断られます。
注文の仕方がわからない!
レストランなら定食(MUNU)が一番。同じ品ならお得です。もっとも定食にも様々有って、皿数や種類で数種類に分けられ、さらに其の中で料理を選べたり、少しずつ多種出て来たりします。恐れず聞いてみましょう。
チップはどれくらい?
一般に言われているほど必ず要るものでは有りません。サーヴィス料が伝票に記入されてれば要りませんし、普通はおつりがチップで、それではあまりに少ない場合や、特に迷惑をかけた場合に別に10〜20フラン程度渡せばよいでしょう。ホテルのベッドメイキングには中クラス以下はいりません。
支払いは?
ホテルもそこそこのレストランもカードが便利。ただし気を付けねばならないことは伝票の数。2枚重ねになっていると痛い目に会います。又、たまに早口で失敗したのでもう一回伝票を作るなどという時、必ず旧い物を受け取って確実に破棄しましょう。もし2重請求が来た場合とてもやっかいです。
1階に降りたら玄関が無い!?
エレベーターに乗るとします。もし3階に行きたければ、我々はちゅうちょ無く3を押しますよね。ところが、ヨーロッパは違います。3を押すと日本でいう4階に行ってしまいます。
この場合の3というのは3つ目の床という意味なんですね。それでは日本でいう1階はどう言うかというとG(ground floor)、またはrez de chaussee地面の階なんですね。地下はB(basement)、またはsous solとなります。
アメリカなどでも日本と同じく1階が1st floorなので世界中同じと勘違いしやすく、帰りがけに玄関に行くつもりで思わず1のボタンを押してしまいがちです。お気をつけを。
日本語の良い旅行ガイドやレストランガイドが無い!?
どうしても需要と供給の関係で、くわしい日本語ガイドは少なかったり情報が古いのが現実です。特に、地方別のガイドや最新のレストランガイドは見つけにくいですね。そんな時こそインターネット書店で、おとなりのイギリスのガイド類を手に入れればいかがですか。インターネットで英語版ガイド類を手に入れるならここに入手法方があります。

グルマンピュスのレストラン紀行はこちら!おいしいレストランをたくさん紹介しています。


top
6.治安、対日感情編
フランスはやはり治安が悪いんでしょうか?
A:特に日本より悪いということは有りません。日本の都市部の駅前や治安の悪い街程度の所は有りますが、都市部ではない田舎は日本と同じく比較的治安が良く、夜中でも大丈夫みたいです。
スリ、こそ泥、車上ねらいは?
A:スリはパリの観光客の多い所や地下鉄、治安の悪い街などでは多いようですが、日本も同じでしょう。こそ泥、車上ねらいはけっこういます。駐車場では覗いてまわってる挙動不審の者を時々見ます。ジプシーっぽい人やアラブ系の人などが多いように思えます。さらにくわしい情報はこちら
日本人は差別されることは?

A:そんなことはありません。フランスは観光国だし、日本人はお得意様です。心の中までは見ることは出来ませんがそのようなことを経験することはまずありません。それよりも、ほほえみと挨拶、大きな声でボンジュール、ボンソワール、メルシー。これで大歓迎間違いなしです。

(mojoさん談)ボンジュール、ボンソワール、メルシー(とウィ)だけしか知らないと押し売りや記念写真の押し付けを上手に断ることが出来ません。イタリアでは空港の白タク(法外な値段をふっかける)もしつこいですよね?どこの国に行っても上手に断る(または強引に断る)会話は不可欠だと思います。

私は、Laisse-moi tranquille (レセモワ トランキル)とか、J'suis pas d'accord (ジュスゥイ パ ダコー)なんて言葉を真っ先に憶えました。それでもしつこい奴には、Ca me gene(サ ム ジェヌ), Ca m'agace (サ マガセ)でしょうか?(日本語で言えば「うっとおしいなあ!」)

フランス人は英語を知っててもわざとフランス語でしか話してくれないのでは?
A:いったい誰が言ったんでしょうね。少なくとも現在そういう事はありません。むしろ、日本人と見るとよく英語で話し掛けられます。日本人はかなりの確率で英語を話すと思われているようです。逆に超有名な観光コースでは日本語でありがとうなどと言われます。これはこれで興ざめですが。
英語は通じないんでしょうね?
A:ホテルの90%、レストランの6〜70%は英語で用が足せます。一般の人も少なくとも日本人よりは英語を話せる人が多いようです。

top

もしお気づきの点、ご意見、ご質問などありましたらこちら


nextフランス旅行便利帳に進む


homeA la フランス ホーム